私は昔歯医者に１０年、歯科助手として勤務していました。そこで実際にあった珍事件簿を紹介したいと思います。
会話編
「その１」
受付：今日はどうされましたか？
患者：（洋服をもぞもぞ）お腹のこの辺が痒くてね。
待って。ここどこだと思ってる？一つ上の階は皮膚科だったので時々間違えて来る患者さんがちらほらいました。
「その２」
受付：次回この日はどうでしょうか？
患者：その日は仏滅だから他の日がいいわ。
なぜか仏滅を気にする患者さんがいました。
レントゲンで・・
レントゲン撮影をしようとしたら・・
患者：「カツラ外しましょうか？」
安心してください。歯のレントゲンで外させることはありません！
治療の椅子（ユニット）で・・
「その１」
こちらのお席ですと案内すると・・・
いや、一旦腰掛けましょう。頭そこじゃないしそこにゴロンするからめっちゃ足はみ出てたよ。
「その２」
椅子を倒して「もう少し上の方に上がれますか？」と尋ねると・・
確かに上にあがってくれましたが頭のほうに上がってきて欲しかった。
髪の毛チリチリ事件
ある日患者さん（おばあちゃん）の髪の毛の一部がチリチリになっていました。衛生士さんが尋ねるとどうやら火加減を見ようとしたときに少しだけ燃えてチリチリになったのだと。本当に少しだけだったので衛生士さんがここの部分ちょっと目立つからちょっと切ります？？と言ってチリチリの部分だけハサミで切ってあげました。帰りのお会計時のこと・・
受付：本日のお会計○○円です。
患者：え？そんなはずは！今日カットもしてもらったんですけど・・
カット料金払う気でいたんかい！！！！！笑
カツラの患者さんとまるでアンジャッシュのコント
その日はNさんというおじいちゃん（カツラ）の前歯の被せ物を装着する日でした。
患者：今日新しい被せ物出来上がってるんだよね！どんな感じなの？
先生：こちらですね。
患者：わぁ！！ピカピカで綺麗だね。
そして治療が始まり、装着して高さ調整などしているとなんとカツラが半分外れてきた。気まづい。
患者：（舌で触ると）ツルツルしてるね！
全ての会話がカツラに当てはまる。
そしてラスト・・・
患者：鏡見せてくれる？被せ物見たい！
私の心の中：お願い。歯じゃなくて頭の被せ物の方見て。
患者：わぁいいね！ピカピカ。
最後まで患者さんは外れかかってることに気づかず出て行きました。
またなんか珍事件簿思い出したらPart２出しますね。
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